無線LANがつながらなくなったと言うお客さん宅へサポートに行ったところ、「WinZip Driver Updater」がインストールされていました。

「WinZip Driver Updater」とは、パソコンを起動すると毎回立ち上がり、古いバージョンのドライバ※1がたくさん存在するという診断を元に「システムの正常性のステータス 悪い」「ドライバの古さ 高」などといった判定結果を提示してユーザーの不安を煽り、パソコンがいかにも危険な状態にあるかのように思わせてクレジットカードで有償版を購入するよう誘導するとても悪質な迷惑ソフトです。

 

WinZip Driver Updater

 

ソフト自体は、問題なくアンインストールしたのですが、念のためクレジットで購入された事はありますか?
と聞いてみると3年も前に購入したようでした。

お客さんに「もしかしたらクレジット決済していると毎年自動更新で引き落としされているかもしれませんので、一度確認された方が良いですね、、、」とアドバイスしたところ、お客さんが慌ててクレジットの明細を確認、

なんと、「CLEVERBRIDGE」と言う引き落とし先から、ソフト代金として3,000円~4,000円程度の引き落としが毎年ありました。
お客様に了承を得て、さらに確認するとなんとSySTweak社と言う会社からも同じ年の近い日付で3,000円~4,000円程度の引き落としが3回、それが1年に1回引き落としされていました。
SySTweak社は、「WinZip Driver Updater」と同じく悪質なソフト「RegClean Pro (レグクリーンプロ)」の販売で有名な会社です。

 

RegClean Pro

 

「RegClean Pro 」とは、パソコンを起動すると毎回立ち上がり、尋常じゃない量のエラーを見せつけることで驚かせ、解消したい場合は、今すぐ有償版を買うよう誘導するだけのとても悪質な迷惑ソフトです。

お客さんに確認すると「RegClean Pro」も以前購入したとのこと、、、

(「RegClean Pro」自体はすでにアンインストールされていました。)

 

実は2件とも知らない間に自動更新になり毎年引き落としされていました。
ざっと確認して今まで課金された料金は、約4万円、3,000円~4,000円程度の引き落としがこまごまとあったので気づかなかったようです。
これが、こういった詐欺的な会社のやり口ですね、、、

お客さんには、
「取り急ぎクレジットカード会社へ相談して下さい。それでも止められない場合は、改めてご相談ください」と本来の依頼作業の無線LANの再設定と新しいプリンタの設定を行い作業を完了しました。

しかし、ここで気づかなかったら、今後もずっと引き落としされているところだったとお客さんから感謝の言葉を頂きました。

近日中にお客さんに連絡をして状況を確認することになっています。その展開は、またブログでお伝えします。

※1 ドライバー
周辺機器を動かすために必要なソフト。ドライバーソフトでもデバイスドライバーでも、ほぼ同じ意味。デバイスは部品や装置のことで、デバイスを動かす(使う)ためのドライバーソフトをデバイスドライバーという。

※2 CLEVERBRIDGE
ドイツのソフト販売会社で実際はこの会社が悪質というわけではありません。扱っている商品が悪質だったのです。