ソースネクスト サポート通信
ソースネクストのメールマガジン「サポート通信」がとても参考になるのでセキュリティ情報を抜粋して引用しました。
以下は引用です。
■セキュリティ情報(1件)
知っておきたい、ウイルスの基礎知識(その1)
ソースネクストがウイルス対策ソフトの販売・サポートを開始して21年、更新料を廃止して14年が経過します。
その間、セキュリティを取り巻く状況は大きく変わりました。本通信では、現在主流のウイルスには、どんな種類があり、どのように使われることが多いのかなどを数回にわたりご紹介していきます。感染防止の一助になれば幸いです。
目的は金銭搾取、手段は多種多様
近年の最も大きな傾向としては、ウイルスが作られる目的の変化です。一言で言えば、金銭目的。
例えば、ファイルを消すこと自体が目的ではなくなり、消えたファイルを元に戻すために金銭を要求するのが今風です。
また感染を大きく広げることよりも、逆に感染に気付かせないようにしてより多くの情報を盗み続けることに主眼が置かれます。さらにウイルスの対象範囲はPC(パソコン)だけでなく、スマホにも広がり、金銭搾取の手段として多様化しています。マルウェアという呼称
そうした状況に伴い、最近では、ウイルスに代えてマルウェアという専門用語もよく使われるようになりました。
悪意のある(=マリシャス)ソフトウェアという意味です。その背景には、他のプログラムに寄生して感染を広げる狭義のウイルスが減り、多種多様な手口が生まれている状況があります。
なお、ソースネクストでは、特に支障がない限り、悪意のあるプログラムの総称の意味で、ウイルスという言葉を使っています。私たち日本人の多くは「マル」と聞くと「○」を連想し、凶悪な印象が希薄だからです。ウイルスの細分化、連携
この20年でウイルスの種類は増え、使われ方も単独だけでなく、役割や機能が細分化しての連携が多く見られるようになりました。
2003年頃の当社のセキュリティ情報ページでは、ウイルスの種類として、ウイルス、ワーム、トロイの木馬の3つに大分類しているのみでした。
それが、次号から紹介しようとしているウイルスの種類は下のように、15タイプに及んでいます。その呼称や分け方は、刻一刻と変化する状況に合わせこれまでのものと区別するために考えだされたもので、筋道だったものではありません。
次号から、1つ1つを具体的にお知らせしていきます。
次号からご紹介するウイルス(マルウェア)の種類
- ウイルス
- ワーム
- トロイの木馬
- スパイウェア
- キーロガー
- バックドア
- ボット
- アドウェア
- エクスプロイト
- ルートキット
- ダウンローダー
- ドロッパー
- ランサムウェア
- バンキングマルウェア
- ファイルレスマルウェア
次号に続きます。
弊社サイトのセキュリティ情報
「キ・ケ・ンの取説」さまざまな手口情報をお届けしています
https://www.sourcenext.com/product/security/blog/?i=mail_st_ft&utm_source=sn&utm_medium=em
検出ウイルス・レポート
https://www.sourcenext.com/product/security/contents/report/?i=mail_st&utm_source=sn&utm_medium=em
ソースネクストのセキュリティ関連製品の全情報
https://www.sourcenext.com/product/security/list/?i=mail_st_ft&utm_source=sn&utm_medium=em
ソースネクストメールマガジン「■サポート通信(第1・第3金曜日配信)/第0056号 2020/8/21 製品の安全で快適なご利用のためのアフターサービス情報」より引用