パソコンの時計が毎回狂う
富士通一体型パソコン エスプリモ FH500/5BD 型式:FMVF705BDB
OSは、Windows7のパソコンです。
「電源を入れると黒い画面で白い文字で「F1」を押してくださいなどのメッセージが出てきて、そのままキーボードの「F1」を押すとパソコンは起動して使えるが、インターネットにつながらない」とご相談を受けました。
「マザーボードのボタン電池」が消耗
パソコンをお預かりして原因を確認すると「マザーボードのボタン電池」が消耗しているようです。
キーボードの「F1」を押すとパソコンは起動して使えますが、パソコンの内蔵時計がくるっている為、インターネットにつながらない状況になっていました。
なお、時計を正確な時間にあわせてると、ちゃんとインターネットにはつながりますが、パソコンを終了してコンセントを外して電源を入れると、また時間が狂ってしまいます。
「マザーボード内蔵のボタン電池」はパソコン内部の時計を動かしている機能がありますので消耗していると時計が狂ってしまいます。電源ケーブルを外さずにそのまま使っているとボタン電池の代わりに時計を動かすのですが、ここはやはりボタン電池を交換して修理した方が良いので交換作業をさせて頂きました。
「マザーボードのボタン電池」を交換
パソコンを分解して「マザーボードのボタン電池」を交換して動作を確認します。
交換後、時計も狂う事なく通常に起動しました。
起動後、マルウェア感染がありましたので駆除後、Windows10へアップグレードを行いました。