ハードディスクが故障
今回は、ソニー一体型パソコンのハードディスク故障による交換作業を行いました。
パソコン:SONY一体型パソコンPCG-2P2N
OS:Windows7 64bit
お客様からパソコンの動作が時々、異常に遅くなるというご相談を受けて、ハードディスクをチェックしたところ、「黄色信号」セクター不良が見受けられました。
完全に壊れているわけではありませんが、そのうち起動しなくなる可能性が高く、交換及びハードディスクのクローン(同じハードディスクを作って入れ替える)作業を行いました。
SONY一体型パソコン分解方法
背面のパネルを止めているネジは、ゴムで隠れていますので、パソコンを裏返して背面のゴムを外していきます。
いつもの工具でケースを傷つけない様にゴムを外します。
実は底にも4か所ゴムがあり、ネジで止まっています。
ネジは全部で18本です。背面と底面は違うネジです。
今回は同じゴムなので分かり易いですが、パソコンによってはゴムやネジの大きさや厚みが違ったりしますので下記の様に廃止などに張り付けておくと分かり易いですよ。
パソコン背面のパネルを外す
背面のパネルは、爪で止まっておりますので四隅の外しやすそうなところから、細い工具をパソコンを傷つけない様に差し込んでツメを外していきます。
結構固いのでツメを割らない様に注意してください。
自信のない方は、専門家に任せた方が良いかもしれません。
順番にツメを外したら背面のパネルをそっと持ち上げていきます。
外した状態はこの様になります。
ハードディスク交換
ハードディスクはここにありますので外して新しいハードディスクとクローン作業を行ない、そして交換します。
分解した逆の方法でハードディスクとパソコンの背面パネルを取り付けます。
壊れかけているハードディスクをクローンしておりますので最初は通常起動しません。
Windows7のディスクを使って修復をかけると正常に起動する様になりました。
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