東芝ノートパソコン液晶割れとキーボード破損
お客様が持ち込まれた東芝のノートパソコン、液晶が割れていてしかもキーボードの一部のキーがありません。
パソコン:東芝ノートパソコンB351/23E 型式:PB35123ESTW Windows10 64bit
お客様に了承を頂き、パソコンを分解して液晶パネルとキーボードを交換する事になりました。
液晶パネル外します
まずは液晶パネルを外します。
一番の基本ですが、ACアダプタを外し、バッテリーを外します。
次に液晶ディスプレイの裏面のカバーを外します。
この東芝のノートパソコンは四隅に隠しネジがあります。
丸いシール及び本体を傷つけない様に先端のとがった治具で外します。
パソコン本体を傷つけない様に注意しながら液晶のカバーの上部の隅に細いへらの治具を差し込みます。
パソコンの分解には欠かせない工具です。
とても使いやすくてお勧めです。
背面のパネルカバーを少しずつ外していきます。
ヒンジ部分はカバーを割らないように注意して外します。
液晶パネルのカバーが外れました。
パソコン本体と液晶パネルをつないでいるヒンジ部分のネジを外します。
側面に液晶パネルを固定しているネジが左右各3ヶ所ありますのでこれも外します。
液晶パネルとノートパソコン本体につながっているケーブルを断線しないように注意しながら外します。
液晶パネルが外れましたので、液晶パネルの型式を調べます。
この東芝のノートパソコンには、LG Display LP156WH4(TL)(A1)が使われているようです。
液晶パネルを取り寄せて届いたら交換します。
キーボードの外し方
次のキーボードも外します。
キーボード上部にあるカバーを先ほどの工具で外します。
墨のほうへ薄いへらの工具を挿し込みます。
くれぐれも本体を傷つけたり、カバーを割らないように注意して下さい。
上部のカバーを外したらキーボードを固定している4ヶ所のネジを外します。
キーボードとノートパソコン本体をつないでるケーブルは薄いので断線に注意しながらキーボードを奥にずらします。
両端に黒い小さな留め具があるので先ほどの工具を使って奥へ押します。
両端とも押したら、そのままキーボードとノートパソコン本体をつないでいるフラットケーブルを外します。
※取り付ける場合は、ケーブルを差し込んでから逆にとめます。
ノートパソコンからキーボードが外れました。
キーボードも取り寄せて届いたら取り付けます。
キーボードの場合は、パソコン本体の型式である程度分かりますが、まれにロッドの違いで取り付かない場合がありますのでキーボードも念のため型式を調べます。
後は、液晶パネル、キーボードが届いたら分解した逆の方法で取り付けると修理完成です。
パソコンの設定・修理は滋賀県大津市のパソコン救助隊までご相談ください