ノートパソコンが熱をもつ
お客様から「最近ノートパソコンの温度が非常に高くなる、特に通気口から出てくる熱の温度がとても高いので、一度診断して欲しい」とご依頼を受けました。
パソコンは、ソニーノートパソコンPCG-61311N Windows7 です。
パソコンを確認すると電源を投入後、10分足らずですぐに熱をもってきます。
パソコンが熱くなる原因
パソコンが熱をもつ原因の一つに通気口やファン自体に埃が絡みついて排熱効率が落ちる事があります。
それが原因で通気口あたりから手を置けないほどの熱をもつことがあります。
今回は、パソコンを分解してパソコン内部のクリーニングを行いました。
ソニーノートパソコンPCG-61311Nの分解方法
パソコンを裏返してバッテリーを外します。
今回外すネジは下記の通りです。
中央のメモリスロットのネジは特に外さなくても大丈夫です。
※クリックすると画像が拡大します。
DVDドライブを外します。
DVDドライブは、下図の赤く囲ったネジ2か所を外してから引き出します。
ハードディスクを外します。
ハードディスクは、下図の赤く囲った部分にあります。2本のネジを外してパネルを取り外します。
さらにハードディスクを固定しているネジ2本を外します。
底面のカバーを外す
本体から底面のカバーを外します。
スピーカー端子の横の部分を先端の細い冶具を差し込み外していきます。
ノートパソコン本体を傷つけない様に注意して下さい。
少しずつ慎重に行います。
底面のカバーが外れました。
エアーでファン・通気口・マザーボードの埃を吹き飛ばします。
埃がきれいに取れました。
今までの手順の逆の方法でパソコン本体に裏面のカバーを取り付けていきます。
ノートパソコンを分解・クリーニングする事で電源を投入後、10分足らずですぐに熱をもっていた状態が解消されました。
デスクトップパソコンは、比較的内部のクリーニングがやりやすいのですが、ノートパソコンや一体型パソコンは、クリーニングしにくいと思います。
今回の様にパソコンを分解してクリーニングする場合は、専門家に任せるのも一つの方法です。
パソコンの設定・修理は滋賀県大津市のパソコン救助隊までご相談ください