パソコンの画面が真っ黒で映らない
画面が黒くて何も映っていないパソコンの液晶パネルの交換修理です。
パソコン:富士通 ノートパソコン LIFEBOOK AH45/J
型式:FMVA45JB
Windows8をWindows10へアップグレードしたパソコンです。
よく見るとパソコンは動作していてよく見るとうっすらと画面が映っています。
バッテリーリセット ( 放電 )
今回の場合は、液晶パネルの交換が必要です。液晶パネルを交換するには、バッテリーを外す必要があります。
この機種はバッテリー内蔵型のパソコンですので、本体を分解してバッテリーを外す必要がありますが、バッテリー リセット ( 放電 ) ボタンがありますので、外さずに放電を行ってから液晶パネルの交換を行いました。
パソコンの電源を切り、ACアダプタを外す、本体を裏返します。
その他つながっている周辺機器などもすべて外しておきます。
バッテリーリセットボタン
裏面にバッテリーのアイコンの中に「OFF」と記載しているアイコンがあります。それが「 バッテリーリセットボタン」です。
その上に小さな穴があります。「バッテリー リセット穴」です。
「バッテリー リセット穴」に、先端が細いクリップなどを穴に差し込み、そのまま10 秒程度押します。
そうするとバッテリーリセット ( 放電 ) が完了します。
放電が完了すると念のため、ACアダプタを付けていない状態で電源ボタンを押してパソコンが起動しないことを確認します。
ここで電源が入ったら放電が出来ていない状態ですので、もう一度お試しください。
液晶パネル交換
液晶画面のフレーム四隅にある、4か所のゴムのカバーを取り外し、隠しネジを外します。
液晶のフレームの上部を薄いヘラの治具を使いパソコン本体を傷つけ無いように注意しながら外していきます。
まずは上部から外します。
横を外します。
パソコンの背面のヒンジを覆っているプラスチックのカバーを外します。
フレームをそっと液晶画面から外します。
液晶パネルが見えてきました。
液晶パネルを固定している4か所のネジを外します。
液晶パネルにつながっているケーブルはテープで止めてあります。
ケーブルが断線しないように注意して、慎重にテープを外します。
外した後は、新しい液晶パネルを取り付けて、取り外した要領で取り付けて完了です。
画面が映るようになりました!!