マイクロソフトセキュリティアラーム
突然、パソコンからアラームと共に女性の声が、、
インターネットを見ていると突然、けたたましいアラーム音と共に女性の声でアナウンスが聞こえてきました。
マイクロソフトセキュリティアラーム、、、エラーナンバー DW6VD36
あなたのパソコンは「ダイニーバンク・トロイヤ」に感染しています。
このウイルスは、クレジットカード情報、Facebookのパスワード、その他の個人情報を、リモートIPアドレスを通してハッカーに送信します。
フリーダイヤルで今すぐ当社にお電話ください。
我々のマイクロソフトサポートエンジニアが、お電話でウイルスの削除方法をお教えします。お電話される前にこのページを閉じた場合、我々は当社のネットワークがさらにダメージを受けないよう、パソコンを無効にし、サイバーセキュリティにレポートします。
画面を見ると背景にはマイクロソフトを偽った画面(ホームページ)で前面には「注意!!」
「エラー#Ap7MQ すぐに電話する! O3-4520-96XX (24h/24 7j/7) 無料」などと表示されています。
ダイヤログボックスの内容
この重大な警告を無視しないでください。このページを閉じると、ネットワークへのさらなる損傷を防ぐために、コンピュータヘのアクセスが無効になります。
お使いのコンピュータからは、ウイルスやスパイウェアに感染していることが警告されています。次の情報が失われる可能注かあります。
- パスワード。
- ブラウザ履歴
- 機密情報(クレジットカード)
- ハードディスク上のファイル
すぐにGooqleに連結して,Gooleのエンジニアが電話の取り外しプロセスをガイドすることができます。お使いのコンピュータが無効にならないように5分以内にご連絡ください。
さらに、その前面には「Windowsセキュリティ」と言うタイトルでユーザー名とパスコードを要求するダイヤログボックス画面が出てきます。
「Googleに連結して」「Gooleのエンジニアが電話の取り外しプロセスをガイドすることができます。」など日本語の表現がおかしいところが満載です。
画面が閉じない
画面を閉じようと「閉じるボタンをクリックしてもダイヤログボックス画面を終了する事が出来ません。
相変わらずけたたましいアラームと共に女性のアナウンスが繰り返されています。
今回の状況は、ウイルスに感染している訳でなく、ネット広告の仕組みを使ったオンラインの詐欺です。
もちろん、画面を閉じたり、警告画面を終了方法は、もちろんわかっていますが、、、
あえて電話してみました(絶対にマネしないでください)
今までも良くお客様から良く相談を受けていたケースなので、どの様な対応をするのか、試しに記載されている電話番号にパソコンに関してあまり詳しくないという感じで電話してみました。
ホームページの画面にはマイクロソフトに電話してください「マイクロソフトフリーダイヤル」と表示されていますが、03から始まる電話番号です。また注意画面にも03から始まる電話番号が記載されています。この辺りもおかしいですね!
※繰り返し言いますが、絶対にマネして電話しないでください。何も問題ない場合が多く、電話をさせて高額なサポート料金を窃取する事が目的の詐欺です!
念のため、こちらの電話番号を知られたくないので「184」を追加して非通知にしてから電話しました。
電話をするとマイクロソフトエンジニアと言う女性が電話に出ました。話し方が日本人ではなく、中国人の様なニュアンスです。
通話内容を簡単に紹介します!
※ホームページは、いかにもマイクロソフトが対応するように記載されています。
「キーボードの一番したの左から2つ目か3つ目の旗の様なボタン(Windowsキー)を押しながら「R」キーを押してください。」
「ファイル名を指定して実行画面が出ると思います。」
女性の案内を元に画面を操作するように指示があります。
再度、ここで本当に費用がかからないか質問します。
私は、嘘だと思いながらも「本当ですか?」「何をしてもかからないのですか?」としつこく聞きます。
ここまで自信たっぷりに答えるのはなぜだろう?後で請求してくるのにと思いつつ、操作を続けます。
実は万が一に備えて無線を無効にしてインターネットから切断していました。後の先方が言う操作は、リモートサポートソフトをパソコンにインストールさせて、パソコンを遠隔操作して費用を請求するという手口ですので、これ以上はもういいかと思いましたので、
「これで少し様子をみます、有難うございました。」
と電話を終えました。
リモートサポートソフト
女性が言っていた「Windowsキーを押しながら「R」キーを押すと「ファイル名を指定して実行」画面になります。
ここで女性が言っていた「www.xyyzzz.ml」を入力すると「Easy downloads」と言ういろんなリモートメンテナンスソフト(遠隔操作ソフト)を紹介しているサイトにつながります。通常はブラウザのアドレスバーに入力するのですが、警告画面が出ているので「ファイル名を指定して実行」画面からアドレスを入れてブラウザを開く案内をしているのでしょう。
何度も言いますが、このリモートサポートのソフトをパソコンにインストールさせて遠隔操作によりウイルスを駆除したようにみせて、費用を請求するのが手口です。実際にはもともとウイルスに感染していなかったケースがほとんどです。騙されないようにしましょう。
ただし、不安な場合は、以下に記載している対応方法を元に画面を閉じて、私たちの様なパソコンサポートの専門会社へ相談してください。
セキュリティソフトアラーム画面の対応方法
こういった画面が突然出てきた場合、慌てずに以下のいずれかの方法で画面を閉じてください。
- キーボードの「CTRL」+「W」キーを押して画面を閉じる
- キーボードの「CTRL」+「ALT」+「DEL」キーを押してタスクマネージャーを開き該当のブラウザを閉じる
- スタートボタンをクリックして、シャットダウンする。(開いていたファイルは必要に応じて保存してください)
パソコン救助隊ブログ:「Windowsセキュリティシステムが破損している」と言う偽警告画面が出た場合の対応方法でも詳しく説明しています。参考にしてください。
また、僕んちのテレビ別館さんのサイトでも詳しく説明してくれています。
「マイクロソフト セキュリティアラーム エラーナンバーDW6VD36」と、パソコンが突然しゃべりだした場合の対処方法
この警告画面はマイクロソフトサイトでも注意喚起を行っています。
マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください
警告画面の動画
警告画面の動画をユーチューブにアップしました。
参考にしてください。
パソコンの設定・修理は滋賀県大津市のパソコン救助隊までご相談ください